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マッサージ

第1章 連れていかれて

「ちょっといいかな」
「?」
 知らない男性に呼ばれた。
 急いでいるわけでもないし、いいけど。

「私、マッサージの仕事をしているんだ」
「は、はあ……」
「それで、新しいマッサージが見つかったから、君に試してほしい」

 新しいマッサージ? 怪しくないのかな……?
 それに私、勉強も運動も不得意だし。
「私なんかでいいんですか?」
「もちろん!」
「でも私、お金ないんです」
「君には特別に無料でするよ。だから、どうかな?」

 無料でマッサージが受けられるのなら……時間もあるから……。
「じゃあ、お願いします」
「よし! こっち来て!」
「……え、あの!」
 誰も入らないような狭い通路。こんな所通って大丈夫なのかな……。

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