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お題小説第7弾『泡姫の純愛Ⅱ』

第1章 バーにて…

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「……へぇ、ミント液には、そんな意味や役目があるんですかぁ?」

「うん、そうなのよぉ…」

 わたしは、友人が、都内の恵比寿で経営しているバーのカウンターで、偶然知り合い、仲良しになった…
『泡姫』いわゆるソープ嬢をしている「めいちゃん」から、そんな高級ソープランドのウラ話を聞いていた。

 そもそもが―――

「あらぁ、悠里ぃ、久しぶりじゃん」

「うん、ちょっとね、渋谷まで来たから、久々に彩ちゃんに会いたいなぁってさぁ…」

 そう、わたしは渋谷の新しいホテルで催された結婚式に招待され、その帰りに、大学時代の友人が恵比寿駅前で経営しているバーに、久しぶりに訪れたのだ――

 そこで…

「悠里と気が合う筈だからさぁ…」
 と、この、やはりカウンターで一人で飲んでいた女性…
『めいちゃん』を紹介された。

「うわぁ、素敵なヒト…」
 めいちゃんは、初対面に、いきなりそう言ってきた。

「え、あ、そんな…」
 そんな突然の言葉に、照れてしまう…

「ううん、ゆ、悠里さんてぇ、わたしのタイプぅ…」

「えっ」
 そんなめいちゃんの言葉にドキッとしてしまう。

 だってそのめいちゃんは…
 目がクリッと大きく…
 キレイで、可愛くて、美人さんで…
 つまりは、魅力溢れる女性であるから。

 そして、何よりわたしは…
 隠れビアンでもあるから――

『隠れビアン』
 それは、言葉はキレイな言い方かもしれないが…
 いわゆる世間一般的な俗語での…
『両刀使い』という意味であり、もっと下衆な意味では『なんでもありなオンナ』という意味もある…
 わたしは、自分でそう思っている。

 そんなわたしだから、ドキッとしてしまい…
 そして、わたし的にも、このめいちゃんは、タイプでもあるといえたのだ。

「……で、しょう?」
 と、めいちゃんは、可愛く、明るい笑みを満面に浮かべ…

「わたしねぇ…ソープ嬢なのぉ……」
 と、明るく、軽く、言ってきた。

「えっ、ソープ嬢って?」

「うん、ほら、ソープランドってあるでしょう?」

「あ…は、はい…」

「そのソープランドで働く、ホステス、あ、うーん、いや、キャスト…
 あ、まぁ、うん、ほら『夢の国』で云うところの、キャストかなぁ…」

 本当に、このめいちゃんは、明るく、軽く、そう言ってきたのである――


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