お題小説第7弾『泡姫の純愛Ⅱ』
第1章 バーにて…
5
「たまぁにね…いるのよね…」
めいちゃんは想い浮かべているのか、ふと、宙を見つめ、呟いた。
「ほら、若いオトコだとねぇ、オンナに免疫がないとさぁ、わたしの営業スマイルを本気にしちゃうオトコもさぁ…」
「若いオトコかぁ…」
それは、なんとなく理解できる。
「あらぁ、悠里さん、若いオトコとなんかあったわねぇ」
「あ、いや、違うわよぉ」
慌てて否定をするが、本当に勘が鋭いみたい。
でも、わたしだって、そんなめいちゃんの一瞬の、翳を見逃さなかった――
「めいちゃんだって?」
「え?…」
「中にはさぁ、ふと、心許しちゃう存在が、現れたりはしないの?」
わたしは、ストレートに訊く。
このめいちゃんには、下手に隠さないで、ストレートに訊いた方がよい、と感じ始めていた――
それに、本当に魅力的であり…
わたしは、色々な意味でも、惹かれ、魅かれ始めてきていたのだ。
「あ……う、うん……」
ふと、めいちゃんは口籠る…
そして再び、宙を見つめ――
「うん、そりゃ、少しはいる…かな……」
「そうなんだぁ…」
「……うん、そう、ほら、高級店だっていったってさぁ、所詮、風俗な訳だしさぁ…」
「うん…」
「ほら、オトコってさぁ、色々な性嗜好があるでしょう?」
「………」
それは、わたし自身、全く否定できない…
いや、わたしは、変態に近い――
「ある日ね、わたしのドンピシャなタイプのお客サマが来たのね…」
「うん…」
「もうさぁ、やっぱりさぁ……」
めいちゃんは、語り始めてきた――
―――もうさぁ、ドンピシャなタイプのお客サマだったらさぁ、気持ちが揺れて、入っちゃうこともあるねよねぇ…
ううん、抑え切れないのよ。
でね、当然、相手のオトコにもね、想いが伝わっちゃうみたいでさぁ…
しかも、そのオトコは新進気鋭のIT系の社長でね、いつも四枠を抑えて指名してくれるの。
――それは…
どうやら、三枠指名、120分×3枠。
そして、120分8万円×3から、外に連れ
出してのデートが可能らしい。
つまり四枠とは、×4の金額を使っての
指名枠デートのこと――
「そ、それは……」
そうよ、なかなか出来る事じゃないわよねぇ―――
「たまぁにね…いるのよね…」
めいちゃんは想い浮かべているのか、ふと、宙を見つめ、呟いた。
「ほら、若いオトコだとねぇ、オンナに免疫がないとさぁ、わたしの営業スマイルを本気にしちゃうオトコもさぁ…」
「若いオトコかぁ…」
それは、なんとなく理解できる。
「あらぁ、悠里さん、若いオトコとなんかあったわねぇ」
「あ、いや、違うわよぉ」
慌てて否定をするが、本当に勘が鋭いみたい。
でも、わたしだって、そんなめいちゃんの一瞬の、翳を見逃さなかった――
「めいちゃんだって?」
「え?…」
「中にはさぁ、ふと、心許しちゃう存在が、現れたりはしないの?」
わたしは、ストレートに訊く。
このめいちゃんには、下手に隠さないで、ストレートに訊いた方がよい、と感じ始めていた――
それに、本当に魅力的であり…
わたしは、色々な意味でも、惹かれ、魅かれ始めてきていたのだ。
「あ……う、うん……」
ふと、めいちゃんは口籠る…
そして再び、宙を見つめ――
「うん、そりゃ、少しはいる…かな……」
「そうなんだぁ…」
「……うん、そう、ほら、高級店だっていったってさぁ、所詮、風俗な訳だしさぁ…」
「うん…」
「ほら、オトコってさぁ、色々な性嗜好があるでしょう?」
「………」
それは、わたし自身、全く否定できない…
いや、わたしは、変態に近い――
「ある日ね、わたしのドンピシャなタイプのお客サマが来たのね…」
「うん…」
「もうさぁ、やっぱりさぁ……」
めいちゃんは、語り始めてきた――
―――もうさぁ、ドンピシャなタイプのお客サマだったらさぁ、気持ちが揺れて、入っちゃうこともあるねよねぇ…
ううん、抑え切れないのよ。
でね、当然、相手のオトコにもね、想いが伝わっちゃうみたいでさぁ…
しかも、そのオトコは新進気鋭のIT系の社長でね、いつも四枠を抑えて指名してくれるの。
――それは…
どうやら、三枠指名、120分×3枠。
そして、120分8万円×3から、外に連れ
出してのデートが可能らしい。
つまり四枠とは、×4の金額を使っての
指名枠デートのこと――
「そ、それは……」
そうよ、なかなか出来る事じゃないわよねぇ―――
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