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もしも、

第5章 体育祭




前の人との差はだいぶつめれたけど
追いつけそうにはない。

このままあなたに
バトンタッチしなければならない。


ごめんね、役立たずで...
ごめん、ほんとに...


「ごめん!!
頑張って!!」


そう言ってバトンを渡した。


「おう」


あなたは振り向きもせずに
そう言って
走り出した。

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