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陽が沈む湊、陽が昇る湊。

第5章 ロス

午前中の訓練を終えて

オレは腹ペコだった。

今日は日陽の愛情たっぷり弁当が待ってる。

「湊、今日は昼どうする?」

同僚の修吾が尋ねてきた

「オレは弁当持ってきた」

デスクにドンと弁当を置く

「いただきます」

濃い味付けの唐揚げうまい!

おにぎりをむさぼり

口をぱんぱんにして食べる。

売店でカップ麺とおにぎりを買って戻ってきた修吾が弁当を見て

「うまそう!イイなぁ」

そうだろ、羨ましいか

オレは腹も心も満たされたいた。

夕方、職場の窓から隣の病院を眺める。

日陽が今あそこで働いている。

見えているのに遠いな

早く明日にならないかな

そんな事を考えながら仕事に戻っていく

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翌朝。
オレは一度家に帰ってから、ミニで日陽を迎えに行くと連絡した。

病院から出てきた日陽は疲れ切った顔をしていた。

「おつかれ」

「湊もお疲れ様」

ミニを走らせ公道に出た。

「朝メシ食べて帰るか?なんか買って帰る?」

「テイクアウトにしよ」

「分かった」

あのコーヒーショップによってドリンクと軽食をテイクアウトした。

日陽はここのキッシュが好物だった。

帰宅して、朝ごはんを一緒に食べる。

日陽も少し元気が出てきたみたいだ。

笑顔が可愛い。

「湊、この後寝て起きたら……」

「寝て起きたら?」

日陽は言葉につまっている。

よく見ると顔が赤い。

「なんだよ」

「あ、ムリにとは言わないんだけど……」

「分かった!」

「まだ、何もいってないよ」

「テレビ買いに行きたいんだろ」

「ああ〜、テレビ欲しい!」

「いいぜ、あとで買いに行こう」

「やった」

あれ、結局なんだったんだ。

ま、起きたら聞けばいいか。

二人は夕方まで一緒に寝て過ごした。

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