陽が沈む湊、陽が昇る湊。
第1章 言葉は違っても、同じ気持ち
オレはずっと分からなかった。
考えることを避けていたのか。
あるいは……そうなる事が怖かったのか。
彼女は幼馴染で、ずっと前からオレのことを愛してくれていた。
ずっと前がいつからだったのかも分からない。
その答えを知って、オレは酷く動揺していた。
彼女を嫌いだったわけじゃない。
ただ、女性として見ていなかった。
妹のように大切に思っていた。
ただそれだけで良かったんだ。
でも、彼女は違った。
オレの言葉に深く傷付き。
それでも、オレの隣に居続けてくれた。
そんな彼女に甘えていたのかも知れない。
ずっと、ずっと、長いこと素知らぬ顔で……。
散々待たせて、ついに彼女の気持ちを知った。
オレは正直に自分の気持ちを告げた。
「怒らないでくれよ……。
オレはずっとキミのことを大切に思っていた。
キミの笑顔を守るために
オレなりに守っていたんだ。
でも、守るだけじゃダメだった。
オレはそれでも、キミのそばに居たい」
なんだろうな。
もっとカッコよく言えたら良かった。
だからと言って『オレも愛してる』は違う気がした。
どこか嘘くさい。
オレの言葉じゃない。
彼女は肩を震わせ、オレの胸に顔を埋めている。
そっと、腕を回し抱き寄せる。
触れ合っている部分が温かい。
ただそれだけで良かった。
考えることを避けていたのか。
あるいは……そうなる事が怖かったのか。
彼女は幼馴染で、ずっと前からオレのことを愛してくれていた。
ずっと前がいつからだったのかも分からない。
その答えを知って、オレは酷く動揺していた。
彼女を嫌いだったわけじゃない。
ただ、女性として見ていなかった。
妹のように大切に思っていた。
ただそれだけで良かったんだ。
でも、彼女は違った。
オレの言葉に深く傷付き。
それでも、オレの隣に居続けてくれた。
そんな彼女に甘えていたのかも知れない。
ずっと、ずっと、長いこと素知らぬ顔で……。
散々待たせて、ついに彼女の気持ちを知った。
オレは正直に自分の気持ちを告げた。
「怒らないでくれよ……。
オレはずっとキミのことを大切に思っていた。
キミの笑顔を守るために
オレなりに守っていたんだ。
でも、守るだけじゃダメだった。
オレはそれでも、キミのそばに居たい」
なんだろうな。
もっとカッコよく言えたら良かった。
だからと言って『オレも愛してる』は違う気がした。
どこか嘘くさい。
オレの言葉じゃない。
彼女は肩を震わせ、オレの胸に顔を埋めている。
そっと、腕を回し抱き寄せる。
触れ合っている部分が温かい。
ただそれだけで良かった。
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