子猫リス&スピール
第1章 子猫リス&スピール
「まぁ、喧嘩するほど仲がいいってやつ?」
啓二さんは僕の腰をグッと自分に寄せると…強めに僕の首に噛みつく!
「///いっ!痛い……」
「赤の烈火(れっか)君と青の葵(あおい)君は…こんな感じに絡み合うときは噛み跡を互いに着けたがるんだよ…」
啓二さんは噛んだ場所を舌で撫で上げる…首に強く感じる刺激に僕はビクッと体を震わせる。
架空の話なのに…凄い具体的なやり取り…
「じゃぁ、僕も啓二さんに噛み跡を残さないと…何処がいい?」
振り返り、上目遣いで啓二さんを見ると…嬉しそうに頬笑む。
その垂れた目が……カッコいい…
「抱きついて…ちょうどいい…肩とか?」
僕は振り向き抱きつくと、肩に歯を立てた。
カリ…「いっ…てぇ」
間髪いれずに噛むと、肩には赤く歯形が着いた。
「着いた……痛そう…」
僕も真似して歯形を舐める―――すると、「くすぐったい」と耳元で啓二さんが笑っている。
「痛いだけで…気持ちよくないよぉ…」
「そうだな…あの二人は特殊なんだろうね…」
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