子猫リス&スピール
第1章 子猫リス&スピール
「社内でも人気で、今度新作で桜ミント味のお菓子を作ることになりそうだ!ユナはチョコミント好きだけど、桜ミントにもハマってくれたらいいなぁ~」
「何か、色合い的に合いそうだね」
パパは嬉しそうに新作のパターンをママと話始めた。
僕の家は曾祖父さんが立ち上げたお菓子会社で、パパで3代目らしい。
会社も今では大きなって、お菓子と言ったらパパの会社ってくらい有名だ。
僕で4代目だけど…まだ中学の僕にはぶっちゃけ跡を継ぐとは分からない。
しかも―――ママのお腹の中には赤ちゃんがいる。
長男の僕が継ぐとは限らない…
女装趣味の…男性とお付き合いしている僕には……
パパも継がせないだろう…。
ママのお腹の子が男の子だといいなぁ…。
面倒事を押し付けて悪いが、4代目はママのお腹の子に託したい。
時代錯誤の世襲生は本家からの目も有るからだと思うけど…
きっと…僕は受け入れてもらえないだろうから…高校…大学を出たら家から追い出される可能性は高いし…。
「はぁ……」
「ユナ…どうしたの?ため息何かついて…」
「ママ――――元気な赤ちゃん…産んでね?」
「―――ユナ?」
【完】…【つづく】
どっち?
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