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お題小説第1弾「マヨヒガ」

第1章 高人の話

☆☆☆
お姉さんが教えてくれた道順をたどると、
簡単に家に戻ることができた。

おばあちゃんには、このことを話すことはできなかった。

そして、その夜、
昼間のことを思い出して眠れなくなったぼくは、
寝室の布団の中で、
初めて、自分のことを慰めることになる。

どうすればいいかは本能が知っていた。
でも、いくらペニスをしごいても、
一向にあの気持ちよさには到達しない。

息が荒くなる、
頭が沸騰する。

それでも、届かない。
それでも、至らない。

気が狂いそうになりながら、
ぼくは、ひとり朝を待った。

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