
クラスの人気者は、刹那の2時間を買い戻したい。
第2章 星野 莉子
莉子は部活が終わって校内を歩いていると、担任の千堂皐月先生を見かけたので、走って近づいて行った。
「皐月先生」
「あら、星野さん。どうかしましたか?」
「あの、少しお伺いしたいことがあります」
「なんですか?」
「白瀬くんのことなんです」
「ああ、彼の何が知りたいの?」
莉子は役員決めのとき、彼が言ったことについて尋ねた。
「本人がそう言ったのね」
「はい、もちろん先生も知っていますよね?」
「担任ですからね、確かに白瀬くんは2年のブランクがあります。今二十歳です」
「……ハタチ」
莉子は彼と話していて少し気だるそうな態度に納得していた。
「学校の生活は久しぶりになります。校内のことや、プリントの提出など分からないことが多いと思うの。星野さん、学級委員として少しサポートしてあげてね」
「はい、分かりました」
莉子はバイク通学のことも聞きたかったが、皐月の雰囲気から軽く聞ける話題ではない気がして諦めた。
彼女はスマホを取り出し操作していた。
━━━━━━━━━
刹那くん今日もお疲れ様!
クラス委員の星野莉子です。
さっき言い忘れてたんだけど、明日提出の進路希望のプリント、明日の朝HRまでに白瀬くんの窓側の席(藍原さん)の机に提出してね!
久しぶりの学校でわからないことあったら、いつでも私に聞いてね👍
クラスのみんなも優しい人ばっかりだから大丈夫だよ!
あ、あと、スタンプだけでも返してくれたら嬉しいな〜笑
━━━━━━━━━
よし。
莉子はクラス委員として彼に接することに決めた。
すぐ既読はついたが……スルーされた。
(地味に削れるなぁ)
一方、クラスのグループLINEは通知が大変なことになっていた。
「皐月先生」
「あら、星野さん。どうかしましたか?」
「あの、少しお伺いしたいことがあります」
「なんですか?」
「白瀬くんのことなんです」
「ああ、彼の何が知りたいの?」
莉子は役員決めのとき、彼が言ったことについて尋ねた。
「本人がそう言ったのね」
「はい、もちろん先生も知っていますよね?」
「担任ですからね、確かに白瀬くんは2年のブランクがあります。今二十歳です」
「……ハタチ」
莉子は彼と話していて少し気だるそうな態度に納得していた。
「学校の生活は久しぶりになります。校内のことや、プリントの提出など分からないことが多いと思うの。星野さん、学級委員として少しサポートしてあげてね」
「はい、分かりました」
莉子はバイク通学のことも聞きたかったが、皐月の雰囲気から軽く聞ける話題ではない気がして諦めた。
彼女はスマホを取り出し操作していた。
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刹那くん今日もお疲れ様!
クラス委員の星野莉子です。
さっき言い忘れてたんだけど、明日提出の進路希望のプリント、明日の朝HRまでに白瀬くんの窓側の席(藍原さん)の机に提出してね!
久しぶりの学校でわからないことあったら、いつでも私に聞いてね👍
クラスのみんなも優しい人ばっかりだから大丈夫だよ!
あ、あと、スタンプだけでも返してくれたら嬉しいな〜笑
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よし。
莉子はクラス委員として彼に接することに決めた。
すぐ既読はついたが……スルーされた。
(地味に削れるなぁ)
一方、クラスのグループLINEは通知が大変なことになっていた。

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