
あなたの一番になりたいのに
第4章 【おまけ〜マリナ&サツキ編】
「す、拗ねてますか?」
「うーん……少し?」
「ごめんなさい」
「もう、襲って良い?」
「はい、手加減はナシで」
「お、言ったな?すぐ飛ぶのもナシね?」
「……頑張ります」
「クスッ…頑張らなくて良い、全部委ねて?」
もう服の中に手が入ってます
エッチに関してはマリナさんは少しせっかち
私の弱いところはとことん時間をかけて
抗えなくしてくるくせに
久しぶりのエッチ
その夜もトロトロに溶かされながら
眠りについていく
特に何も聞かされてなかったの
そりゃ、サプライズと言われればそうなんだけど
いつの間に予定してたのかなって
香月さんと進藤さんの問題が解決した後
社員一同の前でサプライズプロポーズをしたカンナ
私もびっくりして泣きそうになった
だってカンナの辛かった想いが
報われた瞬間だったから
この2人が上手くいって本当に良かった
涙を拭った直後———
「ちょっと待ったー!」と扉を開けて
入って来たマリナさんの姿にフリーズしてしまう
え?今日は仕事で遅くなるって言ってたよね?
会いたいから嬉しいですけど、
まだ式典の最中ですよ、もう終盤だけどね
勝手にまた入って来たら……って、えぇっ!?
今さっき目の前で見ていたカンナが跪いて
プロポーズするのをそのまま再現してる…?
「遅くなってごめんね、サツキ、私と結婚して幸せにしてくれる?」
って、結婚してください!ではなく
幸せにしてくれる?なんてマリナさんらしい
私がどう答えるか知ってて言ってるんでしょ?
ほら、皆が答えを求めてくるじゃない
マイク向けられてこう言うしかなかった
「幸せにするー!」
もうどうにでもなれって叫んだ
あーあ、皆にはバレバレだったみたいね
隠してるつもりだったのに恥ずかしい
ベッドの上で激しく交わる体温と汗
私が上で動くの
下から見てるマリナさんの視線にゾクゾク
しながら自分も気持ち良くなっていく
左手、薬指に光る指輪———
愛を誓い合った夜———
マリナさんにトロトロにされた後、
「愛してる」と囁かれる日をこれからもずっと
この先もずっと、私がマリナさんを
幸せにしますからね
〈Fin〉

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