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かすみ

第1章 モデル

「ふーん かすみサン良い体してそうなのに
美人だしそそる体つき グラドルにしたら売れそう」
「おじさんみたいな事言わないで」
かすみはあきれる
「だってそうでしょ おかしいです
他に女性とか居るのかな」
「いやーそんな感じは」
かすみは思い起こす 優しく家族思いで
働き者 他に女性を作りそうなタイプではない
それほどかっこ良くもない
「じゃなんだろ」
「贅沢な悩みよね あほらしい」
実際 かすみは悩みらしい悩みは無かった
優しい夫に息子2人 幸せな家庭だ
「あほらしくないです セックスレスは多いし社会問題です 
かすみサンのどっかに問題が有るのかな 性的魅力が無くなってるとか」
「わたし? そうかなあ」
かすみは自分の体を見回す。スタイルは良いがもしかしたら
贅肉とかに嫌気がしてるのかもしれない
「かすみサンはずっと清純な感じだったんですか」
「え 私 付き合ってた頃は普通だったわよ 髪も茶髪でちょっとガサツ」
「それが今は 清純で貞淑な良き妻になったんですか」
「夫の実家に受けがよかったし変わったの」
「だんなサン飽きちゃったんじゃ そう言うかすみサンに」
「そんなあ」
「かすみさん脱いでみたら セクシーに乱れイメチェン」
「え?」
「私のモデルになってください」「へー女性社員がねえ じゃいい服買わないと 今度買ってやるから」
夫浩二は上機嫌で聞いていた
「違うの ヌードにならないかって言われてるんだけど」
エリカは美大出身で裸婦をやりたいがモデルが居ないのだという
「え、お前が何も着ないの」
かすみの浩二が目をぱちくりさせて言う
「そうなの 素っ裸。
貴方がいやなら言いの すぐ断るわ」
エリカの作戦ではこれで夫がいやがるなら安心だと言う
「部下って女性だろ それならいいよ」
浩二は安心した様に言った
「貴方言いのそれで」
「かまわないよ」

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