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先生とアイツ

第3章 *理科室

と、タクは我に返ったように言った。

「あゆ、ごめん、ごめん!大丈夫?!」

「…ん」







しばらく、沈黙が続いた。

「私、帰るね」

私はやっとの思いで立ち上がった。
足がガクガクする。

「送る」

タクが私の腕を掴んで言った。

かぁっ!
私の顔が赤くなる。

「あ、ありがと…」

あぁ~!
やりにくい!

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