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先生とアイツ

第4章 *2人の様子

ちぇっ。
賢斗が寝れば私も寝れたのに!

「行ってきます!おにーちゃん」

お兄ちゃんに言って、家を出る。

「あゆさ…タクに返事した?」

賢斗が遠慮がちに言ってくる。

「へ?!いや、まだ…」

付き合ってはない…よ、ね。
うん。

「そっか…」





え?沈黙?

なんなんだ全く…
賢斗は最近おかしい。

いや、正確に言うと賢斗も!だ。

もう1人の人物は…

「あゆ!賢斗!遅いぞー!電車来る!」

あ、そうそう。
この人この人、

「巧夢~!ヨっす」

「タク!おはよ」


そう。タクこと、巧夢だ。

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