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先生とアイツ

第6章 *事故



「あゆ。弁当忘れてる」

いつも通りの朝。
お兄ちゃんが私に弁当箱を渡す。

「ありがとう!行ってきます!」

「ん。行ってらっしゃい」

いつも通りの朝。
それが、一瞬にして壊されるなんて、
この時の私は想像もしてなかった。






「高島!!高島亜友!」

先生が真っ青なかおで走ってきた。

「ど、どうしたんですか?!」


「はぁはぁ……驚かないで聞いてくれ……」





「?」



「実は………」

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