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捨て犬と俺と…

第3章 犬を拾いました。

陸said



「なんだこいつ…」


空斗と遊んですっかり遅くなって時計は11時を指す


この日は土砂降りの雨で空が真っ暗


なのに、いつも人影のない公園の隅のベンチに俺の1〜2個年下っぽい男が横たわっているのだ


その男は茶髪で華奢
いかにも可愛らしい感じの子犬みたいな感じだった

でも様子がおかしかった

息が荒くて辛そうだった

「おい!起きろよっ」

「くそっ…」

仕方なく家に連れて帰ることにした。



「俺までびしょびしょ」

なんでこんな目に…でもほっとけなかった。

とりあえずその男…

って男ってのもおかしいか?よしわんことでも呼ぶとするか←

なんてくだらないツッコミをいれた



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