
素敵な飼い主様2
第2章 不幸の始まり?!
まだ処女のあたしは、何をしてほしいとかわからない。
けれど、純粋に思うのは、
「キス・・・して?」
彼の濡れた唇が、どうしてもほしいと思った。
「どんなふうに?」
「っえ」
どんなふうに?!
驚いてみると、やっぱり意地悪気に笑っている。
「ちゃんと俺に甘えて、言ってみなよ。そうじゃないと、俺は晴海ちゃんにキスできないよ?」
「・・・っ初めて、なの!だから、どうしてほしいかわかんないけど・・・」
「けど?」
「・・・深いキスが・・・ほしい。あたしの口内を、息ができなくなるくらい、腰がぬけちゃうくらいのキスがほし・・・ンンッ!」
最後の言葉が言い終わる前に、光輝に唇をふさがれた。
