
素敵な飼い主様2
第2章 不幸の始まり?!
「クスクスッ久しぶりだなぁ、こんな反応する女の子」
「・・・っ」
ということはなに?!
こんな綺麗な顔していろんな女の子を抱いてきたの?!
なんか、女の子の扱いが慣れてると思ったら・・・。
「あんまり晴海ちゃんの声聞かせてると、唯斗とか輝とかが興奮しちゃうから、やめてあげる」
「・・・ぇ」
光輝の言葉にがっかりして、だしてしまった声に、光輝が意地悪そうに微笑む。
「どうしたの?」
ぐっと近づく顔。
耳についたブルーのピアスがキラっと光って、彼の顔に似合っている。
「・・・な、なんでもない」
「嘘は駄目だよ?ほら、ちゃんといいなよ。俺に、どうしてほしい?」
腰に手をまわされて、ググッと押される。
そのせいで、光輝の顔と胸の距離が、ほぼゼロになる。
