
素敵な飼い主様2
第3章 4人目の野獣さん?!
感じてんじゃん。
そんな声が聞こえたような気がする。
けれど、まさぐられる身体にしか集中できていないあたしは、そんな言葉に反論することすらできない。
「まずは消毒かな?」
「っ」
生暖かい感触が、あたしの手にやってきた。
し、信じられない!舐めてる?!
「まっず~い」
「あ、当たり前でしょ!土がついてるのにっき、汚いからやめよう?!」
舌をだして顔をしかめる彼を押しのけようと身体をねじるけれど、
「やめないよ?」
また身体に自由がきかなくなる。
ぐぐ・・・と体重までかけられて、本当に抵抗できない格好になってしまった。
