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素敵な飼い主様2

第4章 初恋かもしれない?!



***


「あぁ~!気持ちいい~!」



勢いで駆け上がってきた屋上。
意外と誰もいなくて、吹き抜ける風を感じながらのどかに弁当を食べていた。



こんなところにいると、教室に戻りたくなくなってくる。



あんな野獣がいるところに、1年間過ごさないといけないなんて、死んだほうがましだ・・・!



「くっそ、朝陽なんかチョメチョメしずぎて死んじゃえばいいんだ」



ぐさっと、唯斗が作ってくれた卵焼きにお箸をさし、口に運ぶ。








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