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素敵な飼い主様2

第4章 初恋かもしれない?!




・・・つもりだった・・・けど。




「誰?」


後ろからした、穏やかな声に、ぴたっと動きを止めた。



声からして、あきらかに男子だ。



すでに男子恐怖症になりかけているあたしにとって、怖さ以外になにもない。



固まっていると、徐々に近づいてくる音が。



バックン、バックン、バックン!!



ありえないほどに心臓が神速並みに動きはじめて、



(どうしようどうしよう!)


と、心の中で焦る。




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