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素敵な飼い主様2

第4章 初恋かもしれない?!






思わず目を瞑ると、



「そんなに怖がられると、心外だなぁ」



クスクス、と、静かに笑う声が隣から聞こえた。



香水とか、そんな匂いじゃなくて。
爽やかなシャンプーの香りが鼻を掠める。


ゆっくり目を開けると、栗色の髪をなびかせる、爽やかな男の人が座っていた。



きっと誰もが振り返るであろう、綺麗な顔。



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