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トラブルマーチ

第8章 別の顔

もぞもぞ動く私を見て楽しんでいる谷原は、相当な変態だ!!


インターホンが鳴り、カレーが運ばれてきた。


カレーの良い香りがして
『グゥゥー』
とお腹が返事をする。



「里香ちゃんのお腹は元気だね?」


「…早く食べようよ。」



恥ずかしさと言うのか…その話に触れられたく無い私は、催促して食べ始めた。

TVから流れる音しかたっていない部屋は、予想以上に緊張する。谷原と2人でご飯を食べるのも初めてだからなのか…そればっかり気になった。

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