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トラブルマーチ

第9章 親バレ

そう私が話しかければ、谷原はずっと見ていたのか「ん?」と言うだけで、全く動かずに、私と目を合わせた。



「あのさぁ、お迎え辞めない?目立つから。」


「はぁ?!」


「…だって、学校では会うんだし、生活リズムもあるでしょ?」



私の一般論で谷原がどうこう出来るはずも無いけど、言うだけ言わせてもらうよ?



「それに、谷…じゃない、摂にここまでしてもらって付き合うのは何か違う気がする。」


「どう言う事?言いたい事がわからないんだけど。」



凄まれる声も、睨まれる目も怖いんだけど!!

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