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ドS王子と淫乱姫

第2章 愛美と静馬


「やぁやぁ、お待たせしてしまってすまなかったね」
「いやいや気にしないでくれたまえ」
「ところで…そちらのお嬢さんが愛美さんかな?」

私はいきなりの質問に驚いたが、
「あっはい。私、天城院 愛美と申します。よろしくお願い致します」
となんとかまともな自己紹介が出来た。

「ははは、随分と可愛らしいお嬢さんだ」
「ありがとうございます…」
「ん?ところで麻神さん、静馬くんの姿が見当たらないんですが…どうなさったのかな?」

私も少し気になっていた質問だ…
すると、麻神さんは少し遅れてくると言った
それじゃあいまのうちに少し準備をしておいでとお父様に言われ、私は一旦自分の部屋へ戻ることにした…

「あーあ…早く会いたいです。静馬さんに」
そんなことを口にしながら自分の部屋へ向かっていると…

バン!!
誰かにぶつかった…
私はメイドの誰かだと思い、大丈夫ですか?と声をかけようとした、がしかし違った…

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