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ダブルめがね先生。

第3章 暖かい手

なんか安心しちゃって
涙が出てきた。

恥ずかしいな。

「佐野…」

「…嫌だった、かもしれないけど…痴漢のこと忘れたくて必死だったから…」

「そうだよなぁ…、ほら、なくなよ?これ使っていいから。」

みない先生が差し出してくれたハンカチで涙を拭う。

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