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きみがすきだよ。

第4章 第2話



「…ったく、面倒な奴。」

「それは、アンタも同じでしょ?!」

「………帝。」

「…は?」


「…だから、夜風帝。俺の名前。」


「…へぇ。」

「お前も名乗れよ。」

「…星宮美春。」

「"美春"かぁ…。とても美しい春ってカンジはしないな。名前負けしてるぞ、お前。」


「失礼にもほどがあるわよ!!アンタだって…」


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