
素直になれたら...
第3章 *初対面
「こーくんですか?」
『りなさんですか?(笑)』
「はい。」
『わざわざありがとう。ここに停める?』
「あ、駐車苦手で...
こーくん運転できますか?」
『俺もおっきい車なれてないんですけど...やってみるね!』
カッコ悪、私...
もうすぐ三十路のいい大人が...
免許取り立ての男の子に駐車を代わってもらう。
『すぐそこだから...
場所、わかりました??』
車から降りて歩く。
今日は真夏日。
じりじりと照りつける太陽。
緊張と暑さで汗だく...
「あっ、通り過ぎちゃったけど...
あと、道細くて...大学生の自転車いっぱいで...びっくりしちゃったけど...
あっ!お待たせしました。
暑いのにごめんなさい。」
『ううん、大丈夫です。
まぁ、家でゆっくり話しましょ。』
パーキングからすぐのこーくんのアパートは、二階建て。
こーくんの部屋は102号室。
大学のすぐ近くのアパートだからか、数人の大学生とすれ違う。
どう見られてるんだろ...私。
こーくん、オバサンと歩いて恥ずかしくないのかな...
複雑な心境で、こーくんの部屋に入る。
『りなさんですか?(笑)』
「はい。」
『わざわざありがとう。ここに停める?』
「あ、駐車苦手で...
こーくん運転できますか?」
『俺もおっきい車なれてないんですけど...やってみるね!』
カッコ悪、私...
もうすぐ三十路のいい大人が...
免許取り立ての男の子に駐車を代わってもらう。
『すぐそこだから...
場所、わかりました??』
車から降りて歩く。
今日は真夏日。
じりじりと照りつける太陽。
緊張と暑さで汗だく...
「あっ、通り過ぎちゃったけど...
あと、道細くて...大学生の自転車いっぱいで...びっくりしちゃったけど...
あっ!お待たせしました。
暑いのにごめんなさい。」
『ううん、大丈夫です。
まぁ、家でゆっくり話しましょ。』
パーキングからすぐのこーくんのアパートは、二階建て。
こーくんの部屋は102号室。
大学のすぐ近くのアパートだからか、数人の大学生とすれ違う。
どう見られてるんだろ...私。
こーくん、オバサンと歩いて恥ずかしくないのかな...
複雑な心境で、こーくんの部屋に入る。
