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素直になれたら...

第3章 *初対面

それからもこーくんは変わらず...
時を過ごした。



好きで好きでどうしようもない...



こーくんに抱き締めて欲しい...




『りな、
やっぱり、ギューッとしたいんだけど...
これで拒否られたら諦める!』




私...
恥ずかし過ぎて、
うつむき、頷く。


その瞬間、
優しく私を包み込んでくれた...


『りながここにいる...
りな、いいニオイ...
ずっとこうしたかった...』

こーくんの声は少し震えてた...?
こーくんの腕も少し震えてた...?




一瞬にして、
幸せな気持ちでいっぱいになった。





あれ...

私、幸せだったはず。
幸せな結婚生活送ってたはず...

なのに、なにこれ...

この気持ちは何...




味わったことのあるような、
ないような

不思議な気持ち...

今までの幸せって何だった?



今、すごく幸せ...







こーくんのことが好き...

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