
素直になれたら...
第7章 *少しずつ、少しずつ過去へ...
こーくんと音信不通になって
3ヶ月が経とうとしてる頃、
ふと、放置してたあのサイトが気になる。
恐る恐る自分のページを見る。
山積みのメッセージ。
ふと、足跡のページへ...
こーくんだ...
1週間前、こーくんからの足跡があった。
元気なんだ...
よかった...
でも、私とわかって足跡つけるわけないし、
サイトで遊んでたのかな....
そうだよね。
じゃなきゃ10もオバサンのこと....
バツゲームとかだったのかな...
ううん。
でも、いいの。
楽しかった。
幸せだった。
あんな風に恋するのは最後かもしれない。
やっぱり夢だった。
それでいい、もう私は充分。
少しずつ、
彼の事も過去のことになろうとしてた。
