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【短】またね。

第1章 *終わりのない始まり*






その足は、

まっすぐ図書室に向かっていた。



あの棚の前にたち、本を開く。





すると


本の間から、一枚の紙が落ちた。



「手紙?」



私は、それをひろった。


そこには



『名前も知らない君へ』



そう書かれていた。



………彼の字だ。










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