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Men who passed over me

第1章 ‡アタシとマサ‡

「じゃあ、またね。気を付けて帰ってね?」

うちのマンションの前まで送ってもらい、車を降りようとするアタシに


「さぇ!忘れ物!」って引き止めるマサ。


「ん?荷物全部持ってるで?
何か落とした?」

って振り返ると…

グイッと引っ張っられた。



「アホ…」
そう呟きながらキスをくれた。


「アホはマサや!
ここ、マンションの前やし!」
って抵抗するけど、お構いなし。


「やっぱりお前は可愛いわ(笑)」
って満足気に笑ってやっと解放してくれる。


「またすぐメールするからな。良い子にしとけよ。」
って台詞を残してアクセルを踏み込んで去っていった。




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