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第3章 押し付けられる快楽

「ああ、これももう邪魔だね」


 そういうなりスカートのホックも外され、下半身が完全に外気へ晒される。

 直後生々しい淫らな匂いが悠理の臭覚を刺激し、嫌でも自分の状況が理解できてしまった。

 寸でのところで止まっている涙腺が緩みかけたとき、悠理は爽真が自分の足もとに屈んでいくのを見た。

 何をされるかだなんて、火を見るより明らかだった。

 ここまでくれば抵抗しても無駄だとあきらめの気持ちが出始め、せめてこの羞恥に耐えようと悠理は目を閉じて猿ぐつわをかみしめる。

 それでも見られているということ自体に体が勝手に反応し、初々しい秘部が物欲しげにひくついた。

 それと同時に愛汁がぽとりと椅子に落ち、爽真はその様子へ笑みをかみ殺す。


「ほら、こんなに溢れてぐちゃぐちゃになってる。そんなに気持ちよかった?」
「……ん、う」


 体を強張らせたまま首を横に振る悠理へ、爽真は思いついたように立ち上がった。

 そのまま彼女の口をふさいでいたネクタイを取り外し、スカートの上へと落下させた。

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