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第6章 刻まれた快楽

「あんッ、んっ……や、んぅッ!」


 溝の浅い部分への刺激が微かに心地よく、シャワーヘッドを膣口とクリトリスで行き来させる。

 声も抑えが利かなくなりつつあり、水滴と快感への涙が頬を伝った。

 いつの間にやら大きく開けられている両足は痙攣を繰り返し、絶頂が近いことを表している。

 また洗うためといいながらもその秘部から溢れ出る淫汁は止まらず、小陰唇を広げている指をヌラヌラと淫らに光らせていた。

 そうしてシャワーヘッドが肥大したクリトリスに押し付けた刹那――。


「んぁ――っ!」


 悠理は全身をのけ反らせて、膣からぐちゅりと淫液を吐き出した。

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