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たからもの

第4章 想い

ほっとしたよーな
残念なよーな…(笑)



まぁいいか( ;∀;)





「いつでも大丈夫だよ!
 いつなら都合いいかな??」

送信っ!


…はぁ……

いつもなら数十分あいての返信だが
すぐ返事が返ってきた


はやっΣ( ̄皿 ̄;;






「しばらく予定がわからないから、
 今から電話で少し話せないかな?」


本当は

こういう大事な話は
直接会って話したい派なんだけど…


これ以上、待たせたくないな……







ていうか

なんも話すこと
考えられてないのが一番の問題………




そっと姉の家を出て
外から電話をすることに


アドレス帳から秋を見つけ深呼吸


なんて話そう
なんて伝えよう

緊張は一気に絶頂まで達してた(笑)


ええぃ!
そのときの思った通りの
思ったことを伝えちゃえ!!



トゥルルルル




勢いよくかけたはいいけど
頭真っ白で話せるのかさえ不明…




「もしもし」



いつものトーンで
いつもの優しい声が携帯から聞こえた

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