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「はっはっはっはー!!
大志お前、どうしたんだよその顔はー!?」



井上は腹を抱え、笑い転げまわった




「さっきからうっせぇんだよ、昨日何があったか知らねぇくせに…」




大志はそのパンパンに腫れ上がった顔の左半分を撫でつつ、井上を睨みつける





「だってお前ー、ぶぁっはっはっは!!あー…せっかくの男前が台なしだな、くくくっ」




「うぜぇ、死んどけ」





「怒るな怒るなー、姫ちゃん、昨日何があったんだよ？」



井上は姫の方を向いた




『…昨日は…』




帰り道での、大志の優しい笑顔が思い出される





『いろいろあったんだよ、ね///』





違和感など、何もなかった





自然に



さも当たり前のように





姫は笑った







「え…///」




初めて見る姫の笑顔に、井上の胸は高鳴る





「ひ…姫ちゃん…笑ったー!!!???」




井上は飛び上がり、姫の手を取った



『あ、ちょっと…』




「やったやったやったじゃねーか!!
姫ちゃん…笑ってる…///」





すげー可愛い…


まじ、天使みてーだ///





「姫ちゃん、付き合って…///」





『やだ』