無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『あた…し…///』




よく見ると、すぐ目の前に大志の顔があった




姫は慌てて、自分の顔を手で覆い隠す





「姫…？」





しかし隠していても仕方がないので

ゆっくりその手を下ろした






「姫は…オレのこと…どう思ってる？」





『…///』






まだ



薬が効いてるフリでも



しとこ…










『…好き…///
大志は…？』






「…一緒…///」






『そんな答え方…やだ…///』






「…好き…///」











いつの間にか



唇が重なると





今にも溶けてしまいそうだった







今まで

何度も

何人も


こうやって唇を合わせたけれど












ここまで幸せだと感じたのは





初めてだった













ゆっくり、唇を離しながら、目を開いた






「…姫、顔真っ赤…」





『…大志も、そんなに赤いの初めて見た…///』





「…っ、見んな…///」





大志は顔を背けた






『やだ…見たい…』





姫が無理矢理こっちを向かせようとすると



大志は姫を抱きしめた