All Arounder
第47章 New House
『これでいい?///』
「うん///」
舌をちろりと出しながら、姫はキスを落とした
大志も同じように舌を使い、姫の中へと進入させる
ちゅ
くちゅ…
『は…ん…///』
窓から差し込む月明かりに映し出され、姫のほんのりとほてった頬が見えた
ほとんど白黒の世界の中で、そこだけ可愛く色をつけ
そこに舌を這わせたなら…
と考えると、もうどうしようもなく
ただその欲は、今は舌で満足させた
『ん…ぁ…///』
無意識に漏らした姫の声に、さらにさらに近づきたくなり
大志は姫の腰を抱き寄せる
もっと深さが欲しくて、こっちの頭まで少し浮かせてしまった
「は…姫…///」
『んっ…ふぁ…///
あ!!』
姫は突然顔を離し、その口元を腕で拭った
「どうした?」
『めっちゃ…涎出ちゃった…///』
「ああ…」
『ごめんね…』
「何で?」
『きちゃなぃから…』
少し俯く姫が、やはり堪らなく愛おしくなる
「何言ってんだよ…姫のもんは、全部欲しい…///」
大志は上体を起こすと、そっと姫の頬を撫でた
『…ほんと?///』
「ほんと」
撫でた頬に舌を当ててから、唇で包み込むようにキスをした