テキストサイズ

狼と白頭巾ちゃん

第19章 疼く身体

シンは左腕でライラの頭を抱え込むようにして支え、舌を右側の乳首へと這わす。

右手で、シンの涎でぬらぬらと光る左の乳首を摘むと、するりと滑る。


「ふぁあぁぁぁ…」

敏感に反応するライラの顔をちらりと見ると、眉間にシワを寄せて苦悶の表情をしているが、口からはだらしなく涎を垂らし、甘い喘ぎの声を漏らしている。

一層愛おしさが増し、シンはライラの額を左手で撫でながら、愛撫を強めた。


「ひゃぁあんっ」


ライラがびくりと跳ねる。

シンが乳首を甘噛みしたのだ。

吸いながら噛み、舌先でちろちろと先端を擽る。

右の手も、乳首を摘み指の腹で転がし、先端をこりこりと弄る。



「あっ、あっ…、だ…めっ!へ、ん…んんっ…」


両の胸を弄られ、ぞくぞくと走る快感がライラを追い詰めてゆく。


「な…、こ、れ…?あっ、はぁん…ひあぁっ」


くちゅくちゅという音が、シンの頭を抱え込むライラの耳のすぐ側で聞こえる。

その音と駆け巡る快感が、ライラの全身を支配して、脳までも痺れさせていった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ