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狼と白頭巾ちゃん

第19章 疼く身体

「な、に?これ…」

ライラは驚愕した。

びくびくと反り返ったそれは、余りにも大きく、自分の何処がそんなものを欲しがっているというのか。


「無理よ!こんなに大っきいの、私には無理!」


怯えて肩を竦ませるライラに、シンは寂しそうな声で言った。


「分かってるよ…。無理やりしようとは思ってない」


ただ、気持良くなると濡れて、繋がるための準備を身体が自然にするんだよ…。…とシンは続けた。

だから、怖がらなくても良いんだ、と…。


「俺は、でも、ライラにもっと触れたくて、もう我慢が出来なかったんだ…。だから、俺にもっと君を可愛がらせて…?」


そう言うとシンは、そっとライラを地面に下ろした。

湿った草の冷たさが、ライラの背に広がり、ぞくりとした。

シンの最後の言葉の意味も分からぬまま、火照った身体が冷やされるのを心地良く感じていると、シンが何故かライラの足の間に移動している。

更に、そのまま両足の膝の下を持ち上げられ、ライラは足を広げられてしまっていた。

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