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狼と白頭巾ちゃん

第19章 疼く身体

「ライラのこれ、凄く良い匂いがする…」

ちらりとライラと目を合わせると、シンはおもむろに濡れたゆびを舐めだした。

ぴちゃぴちゃと音を立て、妖しく微笑みながら指を舐めるシン。

舐め取られてゆくそれが、自らのものだと分かり、ライラの身体が更に熱を帯びる。


「いやっ!やめてシン!汚いよぅ…」


そこは用を足す場所であり、知らない間に漏らしてしまっていたのかと、恥ずかしさがライラを襲う。


「おしっこなんか舐めないでぇ…」


涙を流しながらライラは懇願した。

しかしシンはくすっと笑っただけで、指を舐めるのをやめようとしない。


恥ずかしさに顔を背けるライラに、指を舐め終えたシンが囁いた。


「これはおしっこじゃ無いよ、ライラ?汚くも無いし、俺には花の蜜よりも甘く感じるよ」


言われてライラはシンを横目で伺う。


「おしっこじゃ、ない…?」


不安げに聞くライラに、シンはにっこり微笑むと、ライラの手を取った。

そしてライラの下腹部と、反り返った自身とを交互に触らせながら言った。


「この蜜はね、ライラのここが、俺のこれが欲しいって溢れてきてるんだよ」


導かれ触れた先には、太い肉棒が脈打っていて、ライラは血の気が引くのを感じた。

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