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極上年下彼氏

第14章 彼女

自転車があのお祭りの神社で止まる。


理人は自転車を置き、私の手を引いて神殿の裏まで連れて行った。


「ここなら誰も来ない」


私はじりじりと神殿の壁に追いやられた。


夜の神社は確かに静かで人もいない。


「ちょっと、待ってよ。こんなところで…」


その言葉を理人は唇で塞いだ。


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