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極上年下彼氏

第15章 夏の終わり

「いっ、いらっしゃい」


見たこともない美しい青年に、母がちょっとうろたえている。


「え~、朱美の彼氏?」


こういう事には勘の良い姉が目を丸くする。


「初めてまして、神山 理人です」


「マジ、朱美の彼氏?超カッコいいんだけど!」


姉が品定めをする。

「ありがとうございます」


理人は律儀にお礼を言う。


「とにかく中に入って」


理人はようやく靴を脱いで中に入れた。

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