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極上年下彼氏

第16章 ヒメゴト

中庭のベンチに長い足を絡ませながら、両足を前に大きく伸ばし、
ブレザーのポケットに両手を突っ込み、高い秋空を見上げるように理人は私を待っている。


どうしてベンチに座っているだけで、この人はこんなに絵になるように美しいんだろう。


一瞬足を止めて見とれてしまう。

そんな一瞬にまた好きが積もる。



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