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極上年下彼氏

第18章 切ない

理人と一緒にバスを降りた。


理人の背中がなんだか切なく見えた。


私は思わず理人の背中にしがみついた。


「理人…私は理人がいいの。理人のものだよ」


理人は振り向き、長い両腕を私の背中に回し、
きつくきつく抱きしめた。


「ごめん、今俺…全然余裕ない…」


「理人…」


理人の気持ちを体で受け止めたい。


だから理人の大きな体を力一杯抱きしめた。

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