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極上年下彼氏

第21章 修学旅行2

力無く頼り切っている君を強く強く抱きしめてみる。


君は僕の腕の中にいる事を分かっていない。


今、君の意識が戻ったらその力無い体で懸命に拒絶するだろう。


僕は腕を緩めた。


君の寝顔を見て、自分との葛藤をしていた。


雲の切れ間から明るい日差しが見えてきて、雨も小降りになってきた。


僕は君を背負い、山を降りた。


背中の君があまりにも無防備で、やはり自分の行動に後悔した。



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