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極上年下彼氏

第25章 理由

俺は紺野を抱えたまま地面に強く転がった。


間に合ったか?


いや、彼女はぐったりしてる。


車は止まり、中から中年の女性がガタガタ震えながら出てきた。


「ごめんなさい!私ブレーキ踏んだけど、間に合わなかったかも」


ゼミからガヤガヤと野次馬が出てくる。

その中に幼なじみの大和がいた。


「理人大丈夫かよっ」


「俺は平気だ。紺野がヤバい。救急車呼んでくれ」


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