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極上年下彼氏

第26章 穏やかなクリスマス

「理人…私…理人だけを想ってる。これからもずっと。理人のそばから離れたりしない」


理人の手をそっと握ると、
理人は握った私の手を愛おしそうに自分の頬に当てた。


理人の瞳が真っ直ぐ私を見つめる。


「朱美…愛してる」


初めて理人から愛してると言われた。


可愛いとか好きとかではなく、愛してるって言葉を…


胸から熱いものが込み上げ、それは涙となって零れ落ちた。


「嬉しい…今までで一番嬉しい」


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