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極上年下彼氏

第26章 穏やかなクリスマス

コンコン…


ノックされて慌てて離れる。


「開けるわよ」


母の声だ。


「う、うん」


焦る、私。


「理人君が持ってきてくれたケーキだけど。少し食べれる?」


「うん」


母はトレーにケーキと紅茶を乗せて運んできた。


「理人君有難うね。私は向こうで頂くわ」


母はスペシャルなよそ行きな声で理人に声を掛け、
名残惜しそうに部屋を出てった。

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