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極上年下彼氏

第28章 背伸び

ふと目が覚めると理人は横にいなかった。


外はすっかり暗くなっていた。


シャワーの音がする。


あっ理人居るんだ。私は安心した。


理人が髪を拭きながらバスルームから出てきた。


「起きた?」


「あっうん」


理人の髪まだ濡れていて、ホテルにあるバスローブに身を包んでいた。


濡れた髪から覗かせる目元とバスローブから見える鎖骨や胸元は怪しいほど大人びていて、
私はまともに見れなかった。


「朱美も入れば?」


「うっうん、そうする」


私はそそくさとバスルームに向かった。

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